慢性的な肩こりの原因で一番多いのが「筋肉の疲労」による筋肉の過緊張です。
このページでは、肩こりと深い関係にある筋肉と肩こりが慢性化するメカニズムの解説を行います。
さらに、なぜ女性に肩こりが多いのか?にも軽くふれていきます。
-肩こりが慢性化するメカニズム-
1.悪い姿勢やパソコン作業を行うと、肩周りの筋肉が収縮します。
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2.その収縮状態が続くと血管が圧迫され、筋肉へ行く血流が悪くなります。
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3.血液は酸素や栄養を筋肉に運ぶ役割を担っていますので、血流が悪くなると酸欠状態を起こします。
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4.すると乳酸などの老廃物やプロスタグランジンという発痛物質が筋肉中にたまり、不快感が起きます。
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5.不快感や痛みにより、交感神経が刺激され、更に筋肉が緊張し、肩こりが増強します。
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6.この悪循環が筋肉を異常に緊張させ、肩こりを慢性化しています。
もともと女性は男性よりも全身の感覚神経が発達しているため、痛みやコリに対して敏感にできています。つまり、同じくらい肩の筋肉が緊張している状態でも、女性の方がコリを感じやすいのです。
また、女性は男性よりも筋肉量が少なく、心肺機能も弱いため、同じ作業をしても筋肉が疲労を起こしやすくなっています。
その他、バストサイズとブラジャーのサイズや形が合っていないと、バストの重さが肩紐を介して鎖骨・肩甲骨にのしかかってしまいます。すると、頭と腕の重さだけでなく、バストの重さも加わるため、筋肉の疲労を招いてしまいます。
さらに、月経などによる女性ホルモンの変動も自律神経に影響を与えるため、自律神経のバランスが崩れ、冷え性になり、肩こりになりやすいと言えます。
以上が、肩こりが女性に多い理由です。
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