1.会陰切開、会陰裂傷による損傷の回復が進んでいない
2.骨盤底筋が筋力低下を起こしている
3.骨盤のゆがみがある
上記の3つが産後に起きる会陰周辺の違和感の主な原因です。
少し説明すると、妊娠中の体重増加により骨盤底に重さがかかることで、会陰周辺はたわむようにして引き延ばされ骨盤底筋が筋力低下を起こします。
さらに、出産の際に会陰切開をしたり、会陰裂傷を起こすことで会陰周辺に損傷が生じます。
通常であれば1ヵ月程で自然に治ることが多いのですが、なかなか治らない場合は、産道に感染を起こしていたり、縫った傷が離開している可能性もあります。
状態によって、組織の再生を促す塗り薬を処方されたり、治る見込みのない組織を切除して新たに縫合するなどの処置などが必要な場合がありますので、まずは産婦人科を受診しましょう。
また、産後の骨盤のゆがみがあったり、帝王切開だった方も妊娠中に起きた骨盤底筋の筋力低下が回復できず、産後に会陰周囲の痛みや違和感が出ることがあります。
産婦人科で異常がないのに痛みや違和感がなくならない場合は、産後にしっかりと骨盤を整えたうえで骨盤底筋のエクササイズを行ない、回復を促進することが大切ですので、当院にご相談ください。
・会陰切開、会陰裂傷の傷が大きかった
・分娩時間が極端に長かった
・分娩時間が極端に短かった
・赤ちゃんが大きかった
・妊娠中に骨盤が小さめだと言われた
・帝王切開で出産した
・妊娠中もしくは産後すぐから腰痛や骨盤痛があった
・妊娠中、産後から尿漏れが続いている
・もともと姿勢が悪い
・骨盤がゆがんでいると言われたことがある
上の図のように、分娩時に膣や骨盤底筋は大きく広がり、会陰周辺に損傷を起こすことがあります。
会陰裂傷は、上の図のように4段階に分類されており、損傷が大きいほど身体へのダメージが大きくなるため、会陰周辺に違和感が出ることがあります。
産後の子宮の大きさは、出産後約2ヶ月くらいで戻ると言われいます。この子宮のサイズが戻っていない間に、妊娠前の体型に早く戻そうときついガードルやコルセットでお腹全体を締めてしまうと、その圧力が骨盤底筋にかかり回復が遅れてしまうことが考えられます。
骨盤底筋の回復不全により、会陰周辺の違和感を起こしてしまう可能性があるため、産後直後からお腹全体を圧迫するタイプのガードル、矯正下着、コルセット、骨盤ベルトなどをしないようにしてください。
会陰の違和感はなかなか周囲の人に相談できないことが多く、悩みを抱えている人は少なくありません。
自然と治る場合もありますが、骨盤のゆがみや身体の痛みがあることで回復が進まないことがありますので、カイロプラクティックで骨盤を整え回復を促すことが大切です。
ブルームカイロプラクティックでは、骨盤矯正を行なうことで骨盤底筋の筋力が発揮しやすい状態にするとともに効率的な骨盤底筋のエクササイズを指導し、改善を目指します。
〜当院へのアクセス〜
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