・手を使うとズキっと痛む
・物を持つと痛い
・ドアノブを回すと痛い
・手首をひねると痛い
・親指の付け根が痛い
・手首や指が引っかかるようにコリコリなる
妊娠中や産後に腱鞘炎になり、手首の痛みを訴える方はとても多いです。
産後は赤ちゃんを抱っこするという負担が大きいですが、それ以外にも関わっている要素があります。
大きく分けて3つの原因から産後は腱鞘炎になりやすいです。
1.ホルモンの影響
妊娠中にリラキシンというホルモンが出て、全身の靭帯が緩み、全身的に関節は緩みます。
手首の靭帯も緩むので、その影響で手首が不安定になり、筋肉の負担が増えることで腱鞘炎になります。
2.むくみによる影響
妊娠中や産後はむくみが特にひどくなります。
手首もむくむので、腱が摩擦を起こしやすくなり、腱鞘炎になります。
3.抱っこや授乳による負担
抱っこや授乳をしているとやはり負担はかかります。
毎日、鉄アレイで筋トレしているようなものです。それが何時間にも渡れば、手首を支える筋肉は筋疲労を起こし、痛みを出すようになってしまいます。
特にまだ抱っこに慣れておらず、手だけで抱っこしている方は腱鞘炎になりやすいです。
当院では正しい抱っこの仕方も指導していきますので、ご安心ください。
正しい抱っこができないと繰り返し腱鞘炎になる可能性がありますので注意が必要です。
妊娠中の腱鞘炎・バネ指について詳しくはこちらをご覧ください。
32歳 女性 公務員(現在産休中)
-問診-
産後5ヶ月の女性が手首の痛みを訴え来院。
3週間前から右手首が痛み始めた。
放っておけば治るかと思ったが、徐々に悪化し、抱っこをするのが困難になってしまった。
他には、赤ちゃんを持ち上げる時、母乳をあげる時、包丁を使う作業などで痛むことが多い。
最近はパソコンのマウスを使う時にでも痛むようになってきた。
もともとむくみやすいほうだが、妊娠してからさらにひどくなったと思う。
近くの整骨院に5回行ってみたが、全く改善しなかったので知人の紹介で来院した。
-検査-
・親指を中に入れて握って、手首を小指側に動かすと親指の付け根に痛みが出る。
・肘の筋肉を少し緩めてからもう一度上記の動作をすると、痛みが軽くなる。
・親指の付け根に強い圧痛がある。
-原因-
今回の痛みの原因は、典型的な腱鞘炎です。
抱っこや家事などで、手首の筋肉に負担がかかり過ぎたために発症したと考えられます。
また、産後はホルモンの関係でむくみがひどくなるので、腱鞘炎になりやすいです。
-経過-
肘と手首を結ぶ筋肉に負担がかかっていたので、手首と肘周りの筋肉を緩め、手首と肘の動きを整えました。
その結果、多少は痛みが残るものの、7割ほどの改善が見られました。
2回目(4日後)は、症状の強さは6割くらいに改善していましたが、まだ痛みがありました。
前回と同様の施術を行った結果、痛みが完全になくなりました。
3回目(7日後)は、少し違和感が残るものの、痛みが出なくなったとのことでした。
-コメント-
産後の方で腱鞘炎になる方は本当に多いです。
抱っこや家事などの負担が増えることは仕方ないことかもしれませんが、痛みを我慢して生活することはとても辛いことと思います。
ブルームカイロプラクティックでは、原因となっている筋肉のバランスを整え、手首の負担を減らし、しっかりと再発防止を行うことで、腱鞘炎を根本から改善していきます。
腱鞘炎はクセになりやすい症状の一つですので、早めの来院をお勧めします。
当院で施術を受ける7つのメリットはこちらをご覧ください。
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