月経中におこる下腹部痛や腰痛等を生理痛(月経時痛)といい、排卵から月経開始までの時期に現れる下腹部痛などの身体的・怒りっぽくなるなどの精神的な症状を総じて月経前症候群(PMS)といいます。
生理痛(月経痛)の多くは生理開始日の前後約2日間に起こります。女性の7〜8割に生理痛があると言われています。
-生理痛の主な症状-
●下腹部痛、腰痛、悪心、嘔吐、下痢
●頭痛、疲労感、食欲不振、心悸亢進
●憂鬱、全身倦怠感、易疲労感
●イライラ、めまい、など。
子宮は子宮円索という靭帯で骨盤につながり、骨盤の中にぶら下がっている状態ですので、骨盤のゆがみや骨盤内の筋肉の緊張を受けます。
また、月経時にはリラキシンというホルモンが分泌され、骨盤周囲の靭帯がゆるみ、腰痛などの症状が現れやすくなります。
その他、骨盤のゆがみにより骨盤内の血行不良が引き起こされたり、正常な女性ホルモンの分泌が行われなかったりすると、プロスタグランジンという物質が正常より多く分泌され、過度な血管の収縮と子宮筋の過緊張を引き起こしてしまう場合があります。
カイロプラクティックでは、卵巣や子宮にいく自律神経や、骨盤からの靭帯が子宮に付着していることを考慮し、生理痛にアプローチしていきます。
機能性の生理痛であればカイロプラクティックで改善する事が多々あり、当院で生理痛に対する施術を受けた方の約7割の患者様が鎮痛薬を飲まなくても良い生活を送れるようになっています。
ブルームカイロでは、まず問診・検査において生理痛が器質性(病気によるもの)でないかどうか判断し、機能性の問題であれば、骨盤の歪みや関節の機能低下を探し出し、調整を行なっていきます。
これによって骨盤内の血液循環が改善され、滞っていた正常な体の反応が回復し、生理痛が解消されていきます。
-予防法-
・お腹を冷やさない。
・十分な休息をとる。
・外に出て太陽に当たる。
・お酒やタバコは避ける。
・規則正しい生活を送る。
・定期的な運動をする。
・トイレを我慢しない。
・きついガードルやジーンズ・靴は履かない。
・砂糖やカフェインの過剰摂取は避ける。
・バランスのとれた食事を摂る。脂肪分の多い食事は避ける。
-対処法-
上記の予防法を行なっても生理痛がひどい場合は、次の対処法を参考にして下さい。
・下腹部や腰、お尻などを温める。(ホッカイロ、湯たんぽなどを使って)
・月経中でも毎日お風呂に入る。ぬるめのお湯にゆっくりつかるのが理想的です。
・温かい食事や飲み物を取る。
・下半身を冷やさないために、下着を重ね着したり、腹巻やソックスを利用する。
・スカートよりもパンツスタイルで冷やさないようにする。
〜当院へのアクセス〜
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