膝関節は、立っているときや歩いているときなどに常に体重がかかるので頑丈な作りになっており、半月板がクッションのような役割をして、膝関節や周囲の筋肉に過剰な負荷がかからないようになっています
膝関節の動きは曲げる・伸ばすことが主で、他の動きはしにくい構造になっています。
様々な原因で膝関節に痛みが出ますが、膝関節だけの問題ではなく足首や股関節、骨盤などの問題が関わっていることも多く見られます。
膝関節が原因の痛みの場合、膝に体重がかかることで痛みが悪化すると訴える方が多く見られますが、これは膝関節に体重負荷がかかることで、痛めている膝関節を刺激してしまうためです。
中高齢者では骨の変形が原因で起こる変形性膝関節症もしばしば見られます。
また、スポーツによって痛めることが多く、無理な捻りが膝にかかって痛めてしまったり、靭帯の損傷・断裂、半月板の損傷など重症化しているケースも多いです。
その他、オスグッド病(オスグッド・シュラッター病)は、成長期の男児に多くみられる膝下の痛みで、スポーツをしているお子さんに多い症状です。
65歳 女性 職業:主婦
-問診-
10年前から腰痛を感じるようになり、1年前から右膝の痛みを感じるようになった。
膝が痛くなると水がたまるので定期的に病院で水を抜いてもらっている。
ここ一週間、特に痛みがひどく、階段の下りは後ろ向きでないと下りれない。
昨年までは1時間毎日ウォーキングをしていましたが、今はほとんど歩けない。
病院で変形性膝関節症と診断されて、電気を膝にかけてもらうと多少楽になる。
ブルームカイロに通っている娘が勧めてくれたので来院した。
-検査-
・痛みをかばうように歩いている
・膝の周辺の筋肉に異常な緊張
・膝の裏が腫れている
・正座ができない
・仰向けで膝の曲げ伸ばしをしても痛みは出ない
-原因-
今回の痛みの原因は、病院で言われたように膝の変形でしたが、重力の負荷がない状態だと痛みが出なかったため、膝への負担が減れば痛みが出なくなると考えられました。
変形性膝関節症と診断を受けていても、膝の関節の動きや筋肉の状態を整えることで痛みが取れることは多いです。
このクライアント様の場合、骨盤や股関節にズレがあり、膝への負担が増えていたので、痛みが増強していると考えられました。
-経過-
施術としては、膝関節の動きの改善と膝に関わる筋肉の調整、そして骨盤・股関節の矯正を行いました。その結果、一回の施術で痛みは7割軽減し、スタスタと歩けるようになりました。
そして、同様の施術を5回行った結果、正座もできるようなり、重だるさは多少あるものの日常生活で痛みを感じることはなくなりました。
買い物にも問題なく行けるようになったので、ウォーキングを再開し、毎朝ご主人と一緒に歩いているそうです。
-コメント-
今回のように、レントゲンで膝の中が変形を確認できても症状が取れることは多いです。
変形自体は治りませんが、筋肉の状態や関節の動きを改善することで痛みはなくなります。
「歳だから仕方がない」と諦める前にぜひ一度ブルームカイロプラクティックにご相談ください。
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