・手がジンジンしびれる
・手に鈍いしびれを感じる
・仕事していると手がしびれてくる
・指先の感覚が鈍くなっている
・肩こりとしびれが連動している
・手のしびれが悪化傾向にある
手は日常生活において、とても使用頻度の高い部位です。
仕事内容や生活習慣によって手の使い方はそれぞれですが、多くの人が同じ動作の繰り返しで痛みやしびれを起こしています。
主に下記のような原因で症状が出てくるのですが、しっかりと原因を見極めたうえで施術を行なうことが大切な症状です。
当院では、しっかりと医学的根拠に基づいた検査を行いますので、まずは一度ご相談ください。
1.頚椎ヘルニア(けいついヘルニア)
頚椎の椎間板によって神経が圧迫され、腕や手にしびれを起こしている状態です。
首を回す、反らすなど、首の動作により症状が一時的に強くなったり、朝起きた時ににしびれが強くなっているなどの特徴があります。
病院では、レントゲンで椎間板が狭くなっているから頚椎ヘルニアだと言われることがあるようですが、正確にはMRIを撮る必要があるので、病院で頚椎ヘルニアだと言われてもカイロプラクティックで改善することも多いです。
2.変形性頚椎症(へんけいせいけいついしょう)
首の骨が加齢などによって変形してしまい、それが神経を圧迫します。
レントゲン上で神経が通る穴が狭くなっていると言われることが多いようです。
首を後ろにそらす動作でしびれが増強することが多く、男性だとヒゲを剃るときに痛む場合もあります。
一種の老化現象でもあるので、40代以降の年齢の方に起こりやすいのですが、カイロプラクティックで軽減することも多い症状ですので、ぜひご相談ください。
3.頚部脊柱管狭窄症(けいぶせきちゅうかんきょうさくしょう)
背骨の中心には脊髄が通る管(脊柱管)があり、そこが狭くなると脊髄自体が圧迫を受け、腕のしびれだけでなく様々な症状がみられるようになります。
首のあたりの脊髄には、手の神経、足の神経、排尿や排便に関わる神経などが通っています。
従って首で脊柱管狭窄症を起こすと、手や足の麻痺、排尿・排便の障害などを起こす可能性があります。
4.頚椎椎間関節症候群(けいついついかんかんせつしょうこうぐん)
首の関節の痛みが、腕や手まで広がっている状態で、じわーっとした重だるいしびれが起こるのが特徴的です。
頚椎の関節が押しつぶされたような形になり関節への圧迫が大きくなったり、強い回転力が加わったりすると、痛みが起こります。
これは神経を圧迫しているわけではなく、「関連痛」といって首の痛みが手まで広がっている状態です。
5.胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)
胸郭出口というのは、おおよそ鎖骨のあたりを指しています。
この胸郭出口には、重要な構造がたくさんあり、腕や手に向かう神経や血管もここを通っています。
胸郭出口で腕や手に向かう神経や血管が圧迫されると、腕や手にしびれを起こします。
これを胸郭出口症候群といいます。
胸郭出口症候群は、小胸筋症候群(過剰外転症候群)、肋鎖症候群、斜角筋症候群などに細かく分類されています。
6.手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)
手の過度の使用や、妊娠時のむくみなどにより手首で神経が圧迫された状態で、手首から先にしびれが起こります。
手首を酷使する仕事(大工、主婦、PC作業など)に多く、手を振ると症状が一時的に緩和すること、重度になると夜間に痛みがでることが特徴です。
7.肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)
肘部管症候群は、肘の内側で神経が圧迫されて、手にしびれや痛みが起こる状態です。
肘の内側には尺骨神経という神経が通っており、小指と薬指の感覚を支配しているため、ここにしびれが出てきます。
8.筋肉の関連痛によるしびれ
筋肉の関連痛によるしびれとは、筋肉が硬くなりすぎてコリがひどくなったとき、その筋肉とは別の場所に痛みやしびれを感じる状態です。
これは「じわっーとした重たい痛み」でコリの部分を押したり、その筋肉が硬くなると症状が悪化することが特徴です。
この関連痛を出す筋肉の問題のことを、専門的にはトリガーポイントと言います。
9.手首の痛み(関節痛)
手首はたくさんの骨で構成されており、それぞれが関節を作ることにより様々な動きを可能にしています。
そして、その関節のどこかでバランスを崩し、動きが悪くなったり、靭帯や筋肉に負担がかかったりして手首が痛くなります。
手首に痛みがある場合、手首単独ではなく、肘や肩、首まで診ていくことで早期に改善が見込めますので、身体全体を総合的に診ていく必要があります。
30代 女性 主婦
-問診-
手首の痛みを訴え来院。
1週間ほど前から手首が痛い。
ゲームのやりすぎだと思うとのこと。
じっとしていたら痛まないが、料理をする時など手を使うと痛みが出る。
手をついて起き上がる時に一番痛む。
-検査-
・手首を手の甲側に曲げると痛みが出る
・手首を固定した状態だと痛みが減る
・手首を動かす筋肉の負担を減らすと痛みが減る
-原因-
今回の症状は、手首を動かす筋肉の過度な緊張と関節の機能障害によって起きていました。
クライアント様の言うように、ゲームのやりすぎが一番の原因だと思われます。
最近は体感型ゲームの普及により、このような症状を訴えるクライアント様が増えてきました。
ゲームを続けてやるのはだいたい1時間くらいにすることをおすすめします。
-経過-
施術は、緊張を起こしている筋肉の緩和と手首・肘の関節の動きの調整を行い、その場で痛みはなくなりました。
痛みが出ていたのは、手首でしたが、肘の施術を同時に行うことでより良い効果が出ます。
そして、再発防止の為に手首にテーピングを行い、ゲームを少し控えるようアドバイスを行いました。
-コメント-
当院では痛みの原因となっている部分を問診や検査から探し出し、原因に対する施術を行います。
今回の場合は、関節の機能障害(関節の動きの悪さ)が原因でしたが、手の痛み・しびれを訴えて来られる患者様の中にはカイロプラクティック治療が適さない患者様もいらっしゃいます。
そういった患者様にはその状態に適した医療機関を紹介いたしますのでご安心ください。
当院で施術を受ける7つのメリットはこちらをご覧ください。
〜当院へのアクセス〜
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